韓国政府 新型コロナ情報を12カ国語で提供=相談・通訳支援も
政治
2020.05.14 15:23
【ソウル聯合ニュース】韓国の女性家族部が、多文化家庭(国際結婚家庭など)や外国人にも分かりやすいよう新型コロナウイルス感染症に関する情報を英語、日本語など12カ国語で提供し好評を得ている。
女性家族部は、同部管轄下の韓国健康家庭振興院が運営する結婚移民者の女性や多文化家庭のための「タヌリコールセンター」の人員を活用し、1月から各官庁の新型コロナウイルス防疫対策を支援してきた。
今月11日までの支援件数は、情報提供・相談9520件、疾病管理本部コールセンター・保健所との3者通訳5350件、主要案内事項の翻訳35件の計1万4905件に上る。
政府の中央災難(災害)安全対策本部の要請を受け、外国人入国者の施設隔離同意書や隔離対象者が過ごす臨時生活施設の生活規則などを翻訳する一方、最近は政府が新型コロナウイルス対策として全世帯に支給する緊急災難支援金の申請方法を翻訳した。また、教育部と協議し、児童・生徒の登校前の自己診断に関する案内文、学校生活での新型コロナ予防規則などを12カ国語に訳した。
同部関係者は「韓国語に不慣れな結婚移民者や外国人も生活の中の防疫指針など必要な情報を迅速かつ正確に得られるよう、通訳・翻訳サービスを積極的に支援する」と話している。
hjc@yna.co.kr
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