韓国最大のバイオ産業イベント開幕　初のオンライン開催

【ソウル聯合ニュース】韓国最大のバイオ産業イベント「バイオコリア２０２０」が１８日から２３日まで、政府系機関・韓国保健産業振興院などの主催でオンライン開催される。

　バイオコリアは韓国のバイオ・製薬産業の能力を世界に広め、優れた技術力を持つ韓国企業とグローバル企業間の協力・投資を促す目的で開催されている。１５回目の今年は、世界的な新型コロナウイルスの流行を受けて初のオンライン開催となる。

　今年は「データ時代の始まり、バイオ産業の変化」をテーマとし、「コロナ後」の時代にデータ基盤のバイオヘルス産業が進むべき方向について、業界内外の意見を共有する予定だ。

　参加企業は仮想の展示ブースで技術力や製品を紹介し、オンラインミーティングで投資家と対面する。一部の企業発表などは交流サイト（ＳＮＳ）で生中継される。

　期間中に予定されている投資説明会（インベストフェア）とジョブフェアも、オンラインで開催される。ジョブフェアでは製薬・バイオ企業約３０社が１５０人程度を採用する予定だ。

　イベントを後援する保健福祉部の朴凌厚（パク・ヌンフ）長官は「バイオコリアがオンライン開催という新たなチャレンジを始めた。バイオ産業の国際ビジネスの場として国家間、国内・海外企業間で協力を強化する貴重な機会になるよう願う」と期待を寄せた。

tnak51@yna.co.kr