Go to Contents Go to Navigation

対北独自制裁「実効性の相当部分喪失」 交流・協力の障害にならず=韓国政府

北朝鮮 2020.05.20 14:29

【ソウル聯合ニュース】韓国政府は20日、2010年3月に起きた北朝鮮による海軍哨戒艦「天安」撃沈事件を受けて同年5月24日から実施している北朝鮮への独自制裁(5・24措置)について、「事実上、その実効性が相当部分失われた」との見解を明らかにした。

呂尚基報道官(資料写真)=(聯合ニュース)

 統一部の呂尚基(ヨ・サンギ)報道官はこの日の定例会見で、5・24措置の施行から10年を前にした政府の立場を問われ、「5・24措置は歴代政権で緩和と例外措置を経てきた」と説明。「政府は、5・24措置が南北間の交流・協力促進においてこれ以上障害にならないとみている」と述べた。

 その上で、「政府は今後、南北関係を拡大し、朝鮮半島の実質的な平和を構築するための努力を続けていく」と話した。

 5・24措置は、「天安」の撃沈直後の10年5月に李明博(イ・ミョンバク)政権下で実施された対北朝鮮独自制裁。

 開城工業団地を除く南北交易中断措置をはじめ、▼北朝鮮船舶の韓国海域の運航不許可▼開城工業団地と金剛山を除く訪朝の不許可▼北朝鮮に対する新規投資の不許可▼人道的支援を除く対北支援事業の保留――などを骨子としている。

 しかし、5・24措置は既に李明博政権時代から緩和措置が始まっており、現在では有名無実化しているとの見方が主流だ。

 措置が施行された翌年の11年9月には、7大宗教団体の指導者の訪朝を機に▼投資資産の点検のための訪朝を許可▼前払いで支給した残余物資と契約済みの賃加工品の搬入許可▼小麦粉・医薬品など支援品目の拡大▼非政治・宗教・文化関係者の訪朝許可――などの内容が盛り込まれた「緩和措置」が発表された。

 続く朴槿恵(パク・クネ)政権でも13年11月に南北とロシアの物流協力事業である「羅津・ハサンプロジェクト」が進められ、現在の文在寅(ムン・ジェイン)政権では18年2月に平昌冬季五輪に合わせて北朝鮮芸術団が貨客船「万景峰92号」で訪韓するなど、5・24措置の例外となる事例が続いてきた。

ynhrm@yna.co.kr

キーワード
最新ニュース 北朝鮮
more
more
more
ホーム ページのトップへ
情報をお寄せください
聯合ニュース日本語版では、イベントの開催告知、取材案内、韓国関連企業のプレスリリースなどの情報をお待ちしております。お寄せいただいた情報は、担当者が検討の上、ご紹介させていただきます。
お問い合わせ
聯合ニュース日本語版に関する記事やコンテンツ使用などについてのお問い合わせは( japanese@yna.co.kr )へ。 イベントなどの開催告知、取材要請、韓国関連企業のプレスリリースなどの情報も同メールアドレスで受け付けています。お寄せいただいた情報は、担当者が検討の上、ご紹介させていただきます。