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新型コロナ 無症状者による感染拡大に頭抱える防疫当局=韓国

送稿時間2020.05.22 10:43

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【ソウル聯合ニュース】新型コロナウイルス感染が終息しない中、感染しても特に症状の出ない無症状感染者に韓国の防疫当局が頭を痛めている。一般に感染症は発症後に他人への感染が始まるのに対し、新型コロナは無症状でも周囲に感染させるためで、とりわけ症状が出ていない、あるいは弱い感染初期に感染力が強いとされている。

ソウルの新型コロナウイルスの診療所で検体採取の準備をする医療関係者=(聯合ニュース)
ソウルの新型コロナウイルスの診療所で検体採取の準備をする医療関係者=(聯合ニュース)

 ソウルの繁華街・梨泰院のクラブを中心とする集団感染が学習塾やカラオケ店、居酒屋などに広がったことも、無症状の感染者が関係している。

 無症状の感染者は他人にウイルスをうつすかもしれないという意識が低く、検査を受けなかったり、受けるのが遅くて発見が遅れたりし、こうしたことが事態を悪化させている面もある。

 一例として、ソウル郊外の仁川市では梨泰院のクラブを訪れた後に感染が分かった塾講師に関連した感染者がすでに30人を超えているが、この講師は無症状で陽性反応が出た。

 この講師の教え子とその友人はカラオケ店を利用した後に症状が出て感染が確認され、その後に同カラオケ店を訪れたタクシー運転手と客、高校生2人らの感染が新たに判明した。これら感染者から広がった事例も連日確認されている。

 また、南東部・大邱の高校の寮で暮らす高3生の1人も21日、無症状で感染が確認されたという。医療界では、この例を挙げて学校での無症状感染の拡大を懸念する声も出ている。

 専門家は、こうした無症状の感染者を発見するのは難しいため、具合が悪ければ3~4日は自宅で過ごす、他人とは腕2本分の距離を取るといった「生活の中での距離確保」(生活防疫)を全ての国民が守ることが重要だと強調する。

 高麗大の千丙哲(チョン・ビョンチョル)教授(予防医学)は22日、聯合ニュースの取材に「新型コロナの最も怖い点は、感染初期の無症状での感染力が強いこと。誰でも、いつでも感染者になり得るため、日頃から生活防疫ルールをきちんと守ってこそ、無症状でのウイルス拡散を防ぐことができる」と話した。

tnak51@yna.co.kr

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