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南北の通信手段がストップ 注目浴びる「最後のとりで」

記事一覧 2020.06.09 14:03

【ソウル聯合ニュース】北朝鮮が9日、韓国の北朝鮮脱出住民(脱北者)団体による対北ビラ散布問題に対する韓国政府の対応を問題視し、南北間の全ての通信手段を遮断すると表明したことで、南北をつないできたさまざまなチャンネルが一挙に断絶する危機に見舞われている。

2018年4月、青瓦台(大統領府)に設置された南北首脳間の直通電話で試験通話を行う様子(資料写真)=(聯合ニュース)

 朝鮮中央通信の報道によると、北朝鮮がこの日正午から遮断・廃棄すると宣言した通信連絡線は▼開城にある南北共同連絡事務所の通信線▼東海・西海(黄海)地区の軍通信線▼南北通信試験線▼青瓦台(大統領府)と朝鮮労働党中央委員会本部の直通電話――の四つ。

 このうち、南北連絡事務所と東海・西海地区の軍通信線、南北艦艇間のホットラインについては、この日午前9時の通話に北朝鮮側が応じなかったことが確認された。

青瓦台に設置された南北首脳間ホットラインの電話機(資料写真)=(聯合ニュース)

 このような中で北朝鮮は、南北関係が重大な局面を迎えるたびに意思疎通を行ってきた韓国情報機関の国家情報院と北朝鮮統一戦線部とのチャンネルについては遮断対象として明示しなかった。

 これまでに重要な場面で南北首脳間のコミュニケーションチャンネルとして活用され、南北関係の突破口を開く役割をしてきた国家情報院と統一戦線部のホットラインが、今回も南北関係の「最後のとりで」の役割を果たすことになるか注目される。

 このホットラインは金大中(キム・デジュン)大統領と北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記による初の南北首脳会談(2000年)後に設置され、その後、李明博(イ・ミョンバク)、朴槿恵(パク・クネ)の両保守政権時代は断絶されていたが、2018年の平昌冬季五輪の際に北朝鮮から金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党委員長)の妹、金与正(キム・ヨジョン)氏らが訪韓するのを機に復元された。今年3月、文在寅(ムン・ジェイン)大統領と金正恩委員長が親書をやりとりした際に活用されたとの見方も出ている。

 ただ、現在このホットラインが機能しているかの確認は取れていない。

ynhrm@yna.co.kr

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