昨年の売上高上位500社 営業利益が急減=韓国
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2020.06.10 13:58
【ソウル聯合ニュース】韓国の企業情報サイト、CEOスコアは10日、昨年の売上高上位500社の売上高は前年に比べ小幅に増加した一方、本業のもうけを示す営業利益は急減したとする分析結果を公表した。
CEOスコアによると、金融監督院に監査報告書を提出する企業約3万3000社のうち、昨年の売上高(連結ベース、持ち株会社は単体ベース)上位500社の売上高総額は2907兆5430億ウォン(約261兆5500億円)で、前年の上位500社の総額に比べ2.5%増加した。一方、営業利益の総額は163兆4267億ウォンで前年比26.8%の大幅減となった。稼ぎに比して収益性が悪化したことの証しといえる。
昨年の売上高上位500社には新たに34社が入った。
上位500社を業種別にみると、石油化学と自動車・自動車部品がそれぞれ45社で最も多く、次いで流通が44社、建設・建材が43社、IT(情報技術)・電気・電子が35社などと続いた。
企業別の順位はサムスン電子が不動の1位。昨年の売上高は前年比5.5%減の230兆4009億ウォンだった。次いで現代自動車(105兆7464億ウォン)、ポスコ(64兆3668億ウォン)、LG電子(62兆3062億ウォン)、韓国電力公社(59兆1729億ウォン)、起亜自動車(58兆1460億ウォン)、ハンファ(50兆4124億ウォン)、韓国産業銀行(39兆527億ウォン)、現代モービス(38兆488億ウォン)、GSカルテックス(33兆2615億ウォン)がトップ10に入った。
1~7位は前年と同じで、韓国産業銀行は前年の27位から8位に浮上した。現代モービスとGSカルテックスは順位が入れ替わった。
tnak51@yna.co.kr
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