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韓国政府「ビラ散布は南北交流協力法違反」 脱北者団体を告発

記事一覧 2020.06.10 16:54

【ソウル聯合ニュース】韓国統一部は10日、北朝鮮体制を非難するビラを飛ばす活動を行っている二つの北朝鮮脱出住民(脱北者)団体を南北交流協力法違反で告発し、両団体に対する政府の法人設立許可を取り消すと発表した。

自由北韓運動連合の代表、朴相学氏(中央)は8日、北朝鮮へのビラ散布などに関する記者会見を開いた。ビラを見せる朴氏=(聯合ニュース)

 統一部が告発を決めたのは、脱北者の朴相学(パク・サンハク)氏が率いる「自由北韓運動連合」と、弟のジョンオ氏率いる「クンセム(大きな泉の意味)」の2団体。「両団体は北へのビラとペットボトルの散布活動により、交流協力法が定める搬出承認規定に違反した」と理由を説明している。

 南北交流協力法は、物品を北朝鮮へ搬出するには統一部長官の承認が必要と定めている。だが、政府がこれまで北朝鮮へのビラ散布について「承認を受けていない物品の北への搬出」だとして問題視したことはなく、今回の告発は波紋を呼ぶ可能性もある。

 自由北韓運動連合は先月31日、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党委員長)を非難するビラや紙幣などを大型風船につるして北朝鮮へ飛ばした。

 クンセムと自由北韓運動連合は今月8日にも、北朝鮮に近い仁川市江華郡でコメを入れたペットボトルを海に浮かべて北朝鮮に送ろうとしたが、地元住民の反発で失敗した。

 自由北韓運動連合は朝鮮戦争の勃発から70年となる今月25日にもビラ100万枚を北朝鮮へ飛ばすと予告している。

 金正恩委員長の妹、金与正(キム・ヨジョン)党第1副部長は4日に談話を発表し、脱北者団体によるビラ散布に不快感を示した上で、南北関係の断絶を警告した。北朝鮮は9日から、南北首脳間のホットラインをはじめ、南北間の全ての通信連絡線を遮断している。

 北朝鮮の朝鮮中央通信は9日、通信手段の遮断は金与正氏と金英哲(キム・ヨンチョル)党副委員長が8日の対韓国事業に関する会議で指示したことを明らかにした。

 これに対し、統一部は「南北間の合意事項を順守する」との基本的立場を貫いている。

tnak51@yna.co.kr

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