韓国・CJ第一製糖の「美酢」 日本で急成長
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2020.06.11 15:13
【ソウル聯合ニュース】韓国の食品大手、CJ第一製糖の果実発酵酢から作った飲むお酢「美酢(ミチョ)」が日本市場で急成長を遂げている。
美酢は水や炭酸水で割って飲む。同社によると、昨年の日本市場での美酢の売上高は860億ウォン(約77億円)で、2015年の50億ウォンと比較すると17倍以上に増えた。売上高は16年が120億ウォン、17年が180億ウォン、18年が350億ウォンと、毎年増加を続けている。
CJ第一製糖は、日本の消費者に美酢を知ってもらうため試飲イベントが可能なコストコで販売する方法で日本市場に進出したと説明。輸入食品の専門ショップやカフェなどへ販路を広げ、20~30代の女性を攻略したとしている。日本では消費者の好みに合わせ、カラマンシー、パイナップル、マスカット、ももなど7種類を発売した。
同社は年内にさまざまな新製品を発売する一方、日本に約60店舗を構える台湾発のティーブランド「Gong cha(ゴンチャ)」と共同でメニューを開発し、美酢の販売を増やす計画だ。
tnak51@yna.co.kr