韓国首相「尋常ではない」 コロナ第2次大流行に備えを
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2020.06.12 16:26
【ソウル聯合ニュース】韓国の丁世均(チョン・セギュン)首相は12日、専門家らとの懇談会で、新型コロナウイルスを巡り、「首都圏を中心に散発的な集団感染と感染経路が分からないケースが相次ぎ、状況が尋常ではない」との認識を示した。
また、政府が同日、首都圏での防疫強化措置の延長を決めたことに触れ、「第2次大流行への備えも必要な状況」と指摘した。
出席者からは「まだ前半戦も終わっていないため、気を緩めてはならない」「(感染)拡大速度が速くなったため、意思決定も迅速に行われる必要がある」などの意見が出た。長期戦に備え、継続可能な防疫体制の構築や感染患者の退院基準緩和などについても議論した。
kimchiboxs@yna.co.kr
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