新型コロナ「暑い夏も拡大、流行は長期化」 韓国当局が注意喚起
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2020.06.17 17:54
【ソウル聯合ニュース】韓国で新型コロナウイルスの再流行を懸念する声が高まる中、防疫当局が長期流行の可能性を指摘し、国民に向け警戒を呼び掛けた。
中央防疫対策本部の鄭銀敬(チョン・ウンギョン)本部長は17日の会見で、「新型コロナは温度変化と関係なくワクチンや治療薬が開発されるまでは長期間流行するとみられる」と指摘した。
また最近の海外での状況を紹介した上で、「新型コロナは夏を迎えても全く弱まっていない。かえって世界各国では封鎖が弱まった合間に感染が再流行している」と指摘した。
鄭氏は「新型コロナはわれわれの油断を見逃さない」とし、「国民全員が警戒心を持ち、不要な外出や集まりを自粛し、また不便でつらくても、マスク着用と手洗いは守ってほしい」と要請した。
また密閉・密集・密接の「3密」の危険性を再度強調し、感染拡大を防ぐため3密を減らすことを習慣化するよう呼び掛けた。
yugiri@yna.co.kr
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