韓国のコロナ新規感染者49人 首都圏に続き大田市でも増加
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2020.06.19 11:16
【ソウル聯合ニュース】韓国の中央防疫対策本部は19日、この日午前0時現在の新型コロナウイルスの感染者数は前日午前0時の時点から49人増え、計1万2306人になったと発表した。死者は前日と変わらず計280人。
新規感染者数は前日の59人に比べると減ったものの、首都圏だけでなく中部・大田市でも集団感染があり、いつ急増してもおかしくない状況だ。
新規感染者49人のうち市中感染は32人だった。ソウル市が17人、京畿道が9人と首都圏が26人で、大田市では6人確認された。
残り17人は海外からの入国者で、1日当たりの数としては5月以降で最多。このうち検疫で感染が確認された人が11人、入国後の自主隔離中に陽性反応が出た人が6人だった。
首都圏の感染状況をみると、ソウル市内の健康用品の訪問販売会社に関連した感染者が4人増え、前日正午時点で180人を数える。首都圏の教会から始まった感染は2人増の119人。また、高齢者が利用するソウル市内のデイケアセンターでは、接触者の調査で新たに3人が陽性と判明し、感染者は38人に増えた。同施設では17日に80代の感染者が死亡している。
一方、大田市の訪問販売会社と教会での感染は、接触者をたどると周辺の忠清南道と世宗市まで広がりをみせ、この3道・市の18日までの感染者は25人となった。
中央防疫対策本部は、毎日午前10時に同0時時点の新型コロナ感染者数を発表している。
mgk1202@yna.co.kr