対日輸出回復目指しオンライン韓国商品展 KOTRAがきょうから
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2020.06.22 14:48
【世宗聯合ニュース】大韓貿易投資振興公社(KOTRA)が新型コロナウイルスの感染拡大の影響で不振が続く日本向けの輸出の打開策を模索するために22日から2週間、中小・中堅企業149社が参加する大規模オンライン韓国商品展を開催する。
今年の韓国の対日本輸出は1~3月期に前年同期比0.2%増と微増したものの、新型コロナの影響で4月は前年同月比12.6%減、5月は同28.8%減となった。
KOTRAは輸出回復を目指し、オンライン(buykorea.org)で日本のバイヤー専用の展示館を開設し、テレビ会議システムなどを利用した商談会を進める。
展示品目は室内レジャー用品、マスクパック、乳児・生活用品などの消費財のほか、情報通信技術(ICT)商品・サービスや優れた素材・部品・設備など、日本への輸出が期待されるものが選ばれた。
また専門家による「日本市場進出戦略ウェブセミナー」を開催し、日本市場の特性や成功の秘訣(ひけつ)を共有する予定だ。
KOTRA関係者は「日本市場は韓国と流通構造が異なり、保守的な傾向があるため初期の参入が難しい」とし、日本市場進出のために指定の担当者が助言するなどの支援を実施していくと話した。
yugiri@yna.co.kr