RCEP交渉会合 9日にテレビ会議で=年内署名目指し
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2020.07.08 11:00
【ソウル聯合ニュース】韓国や日本、中国、東南アジア諸国連合(ASEAN)など16カ国が参加する東アジア地域包括的経済連携(RCEP)交渉の第31回会合が、9日にテレビ会議形式で開催される。韓国からは産業通商資源部の呂翰九(ヨ・ハング)通商交渉室長が首席代表として出席する。
6月に開催された閣僚会合は年内の協定署名を目指すことを再確認し、共同声明を発表した。これを受けた今回の交渉会合は、法的精査や残る争点などを議論する予定だ。
産業通商資源部の関係者は「新型コロナウイルスの感染拡大によって近ごろ保護主義拡大やグローバル・バリューチェーン(GVC=国際的な価値の連鎖)再編などが起きており、RCEPの重要性が増している」としながら、「年内署名に向けて積極的に寄与し、国益を増進させる方向で対応していく」と説明した。
RCEPが実現すればアジア・太平洋地域の巨大な自由貿易協定(FTA)となる。インドを除く15カ国の首脳は昨年11月、2020年中の署名を目指すことで一致している。
mgk1202@yna.co.kr
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