韓国の新規コロナ感染者50人 光州での増加目立つ
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2020.07.09 11:27
【ソウル聯合ニュース】韓国の中央防疫対策本部は9日、この日午前0時現在の新型コロナウイルスの感染者数は前日午前0時の時点から50人増え、計1万3293人になったと発表した。死者は2人増え、計287人。
1日当たりの新規感染者数は8日(63人)に比べるとやや減少したものの、今月に入り60人を超えた日が4日もあり、決して油断できない状況だ。首都圏や光州市、大田市など各地で感染が広がっている上、海外からの流入も増加傾向を見せている。
新たに感染が確認された50人うち、市中感染は28人だった。地域別にみると、光州市が15人で最も多く、首都圏が7人(ソウル市4人、京畿道1人、仁川市2人)、大田市が6人となった。
防疫当局は、特に光州での感染拡大に神経をとがらせている。光州では訪問販売会社で起きた集団感染が寺院や集合住宅、高齢者福祉施設、サウナなど八つの施設や集まりに広がっており、先月27日以降に計111人の感染が確認された。
新規感染者のうち22人は海外からの入国者だった。5人は入国時の検疫で感染が確認され、残りの17人は入国後の自主隔離中に感染が判明した。海外入国者の新規感染は、先月26日から2週間連続で10人以上となっている。
新型コロナによる死者は計287人となった。7日から8日にかけて80代の2人が亡くなった。
中央防疫対策本部は、毎日午前10時に同0時時点の新型コロナ感染者数を発表している。
tnak51@yna.co.kr
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