韓国のコロナ新規感染者39人 市中感染が23日ぶり最小に
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2020.07.15 11:12
【ソウル聯合ニュース】韓国の中央防疫対策本部は15日、この日午前0時現在の新型コロナウイルスの感染者数は前日午前0時の時点から39人増え、計1万3551人になったと発表した。市中感染は減少したが、海外からの入国者の感染確認が増加したため、前日に比べ新規感染者数が増えた。
1日当たりの新規感染者数はこのところ40~60人台で推移していたが、この日は多少減少した。だが、首都圏を中心に散発的な感染が続いている上、海外からの入国者の感染確認が連日2桁に上っており、再び拡大する可能性がある。
新規感染者のうち海外からの入国者が28人で、市中感染の11人の2.5倍に達した。入国時の検疫で23人の感染が確認され、残りの5人は入国後の自主隔離中に感染が判明した。
海外からの入国者の感染確認は、先月26日から20日連続で2桁台に上っている。防疫当局は、新型コロナウイルスが世界的に再流行しているのに加え、季節労働者をはじめとする外国人入国者が増えているためとみている。
一方、市中感染の11人のうち首都圏で9人(ソウル市6人、京畿道3人)、光州市と大田市でそれぞれ1人ずつの感染が確認された。
市中感染は今月に入り20~40人台で推移し、3日には52人まで増加したが、今週は10人台にとどまっている。この日は11人で、先月22日(11人)以来23日ぶりの少なさだった。
死者は前日から変わらず、計289人。
中央防疫対策本部は、毎日午前10時に同0時時点の新型コロナ感染者数を発表している。
ynhrm@yna.co.kr
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