韓国統一相候補 北朝鮮・金剛山への「個別観光」推進表明
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2020.07.20 14:26
【ソウル聯合ニュース】韓国の統一部長官候補に指名された李仁栄(イ・イニョン)氏は20日、国会外交統一委員会に提出した答弁資料で、「(北朝鮮の景勝地)金剛山観光の再開は南北首脳が合意したため、再開の環境を整えるよう努力することが重要だ」として、金剛山への「個別観光」を推進する考えを明らかにした。
個別観光は朝鮮戦争などで生き別れになった離散家族中心の訪朝、第三国を経由する観光、外国人の南北観光などの方式が可能と説明。その上で、「新型コロナウイルスの状況を見極めながら適切な機会に(北朝鮮に)協議を提案し、民間協議を推進していく必要がある」とした。
北朝鮮が先月、開城にある南北共同連絡事務所を爆破したことに関しては、「南北関係の特殊性上、損害賠償の請求など司法の手続きで問題を解決することには限界がる」との認識を示した。ただ、「爆破行為は南北関係で例のない非常識で、あってはならない行為」と批判した。
李氏に対する国会の人事聴聞会は23日に行われる。
kimchiboxs@yna.co.kr
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