金正恩氏 党政治局会議で水害復旧を議論=「外部支援、受けない」
記事一覧
2020.08.14 09:04
【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の朝鮮中央通信は14日、金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党委員長)が13日に党政治局会議を開き、「洪水被害を早く復旧し、人民に安定した生活を保障する問題を討議・決定した」と報じた。
また、今回の洪水により、3万9296町歩(1町歩は3000坪)の農耕地が被害を受け、住宅約1万6680戸、公共施設約630棟が崩壊・浸水したと被害規模を公開した。
ただ、金委員長は「世界的な悪性ウイルスの拡散状況が悪化しているという現実は洪水被害に関連したいかなる外部からの支援も許さず、国境をさらに固く閉じて防疫事業を厳しく実施することを求めている」と強調し、外国などからの支援は受けない考えを明らかにした。
一方、朝鮮中央通信は「非常事件により、7月24日から実施した開城市を含む前縁(前線)地域の封鎖を専門防疫機関の科学的な検証を受けて解除することを決めた」とし、北朝鮮脱出住民(脱北者)が韓国から開城に戻り、新型コロナウイルスが流入した疑いがあるとして出した開城市の封鎖措置を解除したと伝えた。
kimchiboxs@yna.co.kr