文大統領と与党 そろって支持率上昇=新型コロナへの対応評価
記事一覧
2020.08.21 12:49
【ソウル聯合ニュース】世論調査会社の韓国ギャラップが21日に発表した文在寅(ムン・ジェイン)大統領の支持率は前週より8ポイント高い47%、不支持率は8ポイント低い45%となった。前週の文大統領の支持率は就任以来の最低と並ぶ39%に下落していた。
支持する理由としては「新型コロナウイルスへの対応」(37%)が最も多かった。
韓国ギャラップは「ここ2カ月間の最も注目度の高い懸案は不動産問題で、否定的な世論形成の主な原因だった」としながら、「先週末に首都圏の教会を中心に感染者が急増し、防疫の成功に対する関心と期待が反映された結果とみられる」と分析した。感染が判明したソウル市の「サラン第一教会」の牧師が都心での大規模集会への参加を信者に呼びかけたことなどに対する否定的な世論の拡大が文大統領の支持率上昇につながったとみられる。
一方、政党支持率は進歩(革新)系与党「共に民主党」が前週比6ポイント上昇の39%、先週に今年最高の支持率を更新した保守系最大野党「未来統合党」は4ポイント下落した23%だった。
「正義党」の支持率は7%、「国民の党」は4%、「開かれた民主党」は3%などだった。
政府の新型コロナウイルスへの対応について、回答者の67%は「よくやっている」とし、25%は「間違っている」と答えた。
調査は18~20日、全国の18歳以上の1002人を対象に実施された。
kimchiboxs@yna.co.kr