集合制限命令に違反し礼拝強行 教会17カ所を摘発=ソウル市
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2020.08.24 16:59
【ソウル聯合ニュース】韓国・ソウル市は24日、前日に市内の教会3894カ所を対象に集合制限命令が守られているかを点検し、命令に違反して礼拝を行った教会17カ所を摘発したと発表した。
ソウル市と25の区が現場点検を行った教会3894カ所は、市内にある教会6989カ所のうち56%にあたる。
点検の結果、約94%の3663カ所は集合制限命令を守っていた。このうち1121カ所(28.8%)は礼拝を中止し、2542カ所(65.3%)はオンライン礼拝に切り替えていた。
摘発された17カ所は、20人以上の対面礼拝を行った教会だ。
ソウル市はこれらの教会がある区と共同で、違反内容を詳細に調査して集合禁止命令などの行政措置を取る方針だ。
これに先立ち、同市は19日に新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、宗教施設に対面での礼拝を禁止する集合制限命令を出した。
それ以前は正規の礼拝は許可し、それ以外の行事や対面での集会のみを禁止する命令だったが、教会での礼拝によって新型コロナの集団感染が拡大したことを受けて強化した。
ynhrm@yna.co.kr
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