現代自の8月販売 14%減の31万台=海外は17%減
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2020.09.01 17:43
【ソウル聯合ニュース】韓国の現代自動車は1日、8月の世界販売台数は前年同月比14.2%減の31万2990台だったと発表した。子会社・起亜自動車は同5.2%減の21万6945台だった。
現代自動車の国内販売は3.2%増の5万4590台、海外販売は17.1%減の25万8400台となった。海外市場は新型コロナウイルスの感染拡大により需要が落ち込み、生産が減少した影響を受けた。
ただ、国内販売も個別消費税引き下げなどの政策の効果が薄くなり、7月(7万7381台)に比べると29.5%急減した。
国内では大型セダン「グレンジャー」の販売台数が1万235台と業績をけん引。セダンの販売は計2万1047台となり、前年同月比5.2%増加した。レジャー用多目的車(RV)は計1万5599台で、同14.1%減となった。高級車ブランド「ジェネシス」の販売台数は計7062台だった。
現代自動車の関係者は、新型コロナの感染拡大で下半期の不確実性が高まったが、危機を打開するために地域別の対応策を講じ、マイナス影響を最小化するため積極的なリスク管理を続けるとの方針を示した。
起亜自動車の国内販売は前年同月比11.3%減の3万8463台、海外販売は同3.7%減の17万8482台だった。工場の一部ラインの再編工事による生産台数減少などが影響した。国内での販売トップはRV「ソレント」(6116台)で、5カ月連続で1位となった。
ynhrm@yna.co.kr