韓国の新外交部次官が米国務副長官と電話 早期の直接会談で一致
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2020.09.02 13:42
【ソウル聯合ニュース】韓国外交部は2日、崔鍾建(チェ・ジョンゴン)同部第1次官が米政府の北朝鮮担当特別代表を務めるビーガン国務副長官と電話会談したと発表した。
会談はビーガン氏の要請を受けて行われた。先月18日に就任した崔氏が外国のカウンターパートと電話会談したのは初めて。
崔氏は電話で「この3年間に両国政府が得た成果を評価しながら、韓米間の懸案についても安定的に扱っていけるよう、透明な意思疎通を続けたい」と呼び掛けた。
ビーガン氏は崔氏の就任を祝い、「韓米同盟の持続的な発展に向けた緊密な協力を期待する」と述べたという。
両氏は、できるだけ早い時期に会い、両国関係や地域の情勢について協議することで一致した。
一方、外交部の李度勲(イ・ドフン)朝鮮半島平和交渉本部長もこの日、ビーガン氏と電話会談し、最近の朝鮮半島の状況に対する評価を共有した。
北朝鮮核問題を巡る交渉で両国の首席代表を務める両氏は、朝鮮半島の完全な非核化と恒久的な平和定着を実質的に進展させるためには、南北、米朝間の速やかな対話再開が緊要だとの意見で一致し、これに向けた環境づくりなどを話し合った。
tnak51@yna.co.kr