世界的模範の「K防疫」 疾病管理庁発足でさらに発展へ=文大統領
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2020.09.08 13:35
【ソウル聯合ニュース】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は8日、疾病管理本部の疾病管理庁への格上げなど政府組織の改編について、「世界的に優秀と評価される感染症の対応システムと保健医療能力がさらに発展する」と述べた。
韓国政府は同日の閣議で、疾病管理本部を12日付で独立行政機関の疾病管理庁に格上げし、保健福祉部に保健担当の次官を新たに置くなどの改編案を決定した。
文大統領は閣議で、「疾病管理本部は今回の新型コロナウイルスの対応で世界の模範となった『K防疫』を率いる中心的な役割を果たした」として、疾病管理庁を中心に感染症への対応力を一層強化し、早期に新型コロナウイルスを沈静化させる方針を示した。
保健福祉部に保健・医療分野を担当する第2次官を新設することについては「意味が大きい」として、「保健危機が常態化している中、公衆衛生・医療の能力を大幅に強化するきっかけになる」と説明した。
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