文大統領 与党執行部と懇談=「協力の政治」強調
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2020.09.09 14:31
【ソウル聯合ニュース】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は9日、李洛淵(イ・ナギョン)代表ら与党「共に民主党」の新執行部を青瓦台(大統領府)に招いて懇談会を開き、「今は国家的に極めて危うく、経済と国民の生活も厳しい状況のため、いつにも増して協治(協力の政治)が重要」とし、「与野党の協治、政府と国会の協治を今ほど国民が求めたことはなかった」と述べた。
また、「政府と国会、与野党の協治が一層発展していくことを望み、与党が主役になって触媒の役割を果たすことを望む」とし、「政府も最善の努力を尽くす」との姿勢を示した。
新型コロナウイルスの再拡大による自営業者やサービス業従事者らの経済的打撃に言及しながら、「国民の生活が崩れる姿が垣間見え、心が痛む」と吐露。与党と政府が緊密に連携する必要があると強調した。
現在の与党と政府の関係に関しては「ファンタスティックといえるほど良い関係」と評した。
その上で、10日の非常経済会議で今年4回目の補正予算案と緊急支援策などをまとめるとして、「与党と政府が同じ気持ちで臨めば国民に希望となり、国難克服に向けた最も早い近道となる」と述べた。
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