文大統領・与党の支持率下落 与野党の差0.9ポイント
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2020.09.10 10:12
【ソウル聯合ニュース】韓国の世論調査会社、リアルメーターが10日に発表した文在寅(ムン・ジェイン)大統領の支持率は前週より2.4ポイント下落した45.7%だった。不支持率は1.4ポイント上昇した49.5%となった。
リアルメーターは秋美愛(チュ・ミエ)法務部長官の息子が兵役中、不適切に病気休暇を取得したとの疑惑などが影響したと分析した。
文大統領の支持率は20代(5.7ポイント下落、33.3%)と50代(4.1ポイント下落、44.7%)、男性(9.0ポイント下落、39.8%)、学生(10.6ポイント下落、29.1%)などで下落した。兵役問題に敏感な層で否定的な反応が出ているとみられる。
政党支持率は進歩(革新)系与党「共に民主党」が前週より4.1ポイント低い33.7%、保守系最大野党「国民の力」は1.8ポイント高い32.8%となり、両党の支持率の差は0.9ポイントに縮まった。
調査はメディア財団TBSの依頼を受け、7~9日に全国の有権者1504人を対象に実施された。
kimchiboxs@yna.co.kr