韓国統一相 平壌に政府代表部の設置を構想=核問題解決が前提
記事一覧
2020.09.15 19:40
【ソウル聯合ニュース】韓国の李仁栄(イ・イニョン)統一部長官は15日、南北経済協力拡大のため、北朝鮮・開城や北朝鮮内の中国との国境地域などに南北連絡事務所や韓国貿易代表部を設置する構想を明らかにした。
李氏はこの日行われた国会の対政府質疑で、北朝鮮の核問題が解決された後、国際社会の同意を得て南北交流が再開されれば、開城工業団地のような施設をほかの場所にも作る意向があるとした上で、平壌に大使館と同じ意味を持つ代表部を、開城、新義州、羅津、先鋒などの地域には連絡所や貿易代表部などを設置したいと話した。
また「南北関係が一層緊密かつ深く形成され発展すれば良いと考える」と述べた。
yugiri@yna.co.kr