国連総会 正恩氏が映像メッセージ送る可能性低い=韓国外交部
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2020.09.17 17:01
【ソウル聯合ニュース】新型コロナウイルスの影響でテレビ会議の方式で行われる今年の国連総会で、北朝鮮は昨年と同じく、金星(キム・ソン)国連大使が一般討論演説を行う見通しだ。
韓国外交部によると、北朝鮮は22日(現地時間)に始まる一般討論演説の最終日となる29日、14番目に演説する。
今年の総会は173人の首脳級が参加するが、大多数が映像で演説する。
総会に出席するより負担が少ないため、金委員長が映像メッセージを寄せる可能性があるとの見方も出ているが、現段階で可能性は低いとみられる。
外交部当局者は「演説者リストでは金星大使が演説することになっている」と伝えた。金委員長が映像メッセージを送る可能性については「そうではなさそうだ」と述べた。
国連は通訳・翻訳に時間がかかるため、演説の4日前までに録画した映像を送るよう求めている。まだ時間は残っているが、外交部は金委員長が映像で演説する可能性は高くないとみている。
北朝鮮は国連総会に2015年から18年に外相が、昨年は国連大使が出席した。
kimchiboxs@yna.co.kr