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韓国政府がインフル無料予防接種を一時中断 品質検証へ

記事一覧 2020.09.22 09:45

【ソウル聯合ニュース】韓国政府は22日、インフルエンザが流行する冬を前に進めていた無料の予防接種を一時中断する。疾病管理庁によると、ワクチンの供給会社の流通過程で問題点が見つかった。品質を検証した上で接種を再開する予定だ。

高齢者向けインフルエンザワクチン接種の案内(資料写真)=(聯合ニュース)

高齢者向けインフルエンザワクチン接種の案内(資料写真)=(聯合ニュース)

 無料接種は8日に始まり、22日からは妊婦や満18歳未満の小児・青少年などを対象に接種する予定だった。このうち流通上の問題点が見つかったのは13~18歳を対象にしたワクチンだが、疾病管理庁は品質検証に万全を期すため、対象者全員の接種を一時中断することにした。

 疾病管理庁からの検査依頼を受け、食品医薬品安全処が品質に影響を及ぼしかねないと判断される項目について試験、検査を進める。疾病管理庁は検査で安全性が確認された後、接種を再開する予定だ。

 同庁によると、21日までに、ワクチンを接種した人の異常反応に関する届け出はない。

 政府は今冬の新型コロナウイルスとインフルエンザの同時流行に備え、インフルエンザの予防接種対象を大幅に拡大した。無料接種の対象者は1900万人と、人口の37%にあたる。

 今月8日、2回接種する必要がある生後6か月~満9歳未満を対象に無料接種を開始し、これからその他の小学生、中高校生、妊婦などを対象に接種を進める予定だった。満9歳未満の子ども用に供給されたワクチンには問題がないという。

mgk1202@yna.co.kr

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