韓国が高精度マシニングセンター国産化 現在は日本から輸入
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2020.09.22 13:15
【大田聯合ニュース】韓国科学技術情報通信部所管の韓国機械研究院は22日、工作機械メーカーの斗山工作機械と共同で、工作機械のマシニングセンターの中でも特に高精度の加工が可能な機械を開発したと発表した。現在は全量を日本からの輸入に頼っているが、国産化に成功した。
マシニングセンターは目的に合わせて切削工具を自動で交換する装置を備えている。韓国で開発されたマシニングセンターは最も精密な切削加工が可能で、工作機械向け精密部品や航空機エンジン・胴体の部品、動力伝達装置部品などの加工に用いられる。
試作品は斗山工作機械に設置され、実証作業が進められている。機械研究院は、本格的に事業化する3年後には年間100億ウォン(約9億円)の売上高と4割程度の輸入代替効果を見込む。
mgk1202@yna.co.kr