韓国国会　７日から国政監査＝注目は国防委員会

【ソウル聯合ニュース】韓国の国会は７日から２０日間、政府機関などに対する今年の国政監査を実施する。

　与党「共に民主党」の金太年（キム・テニョン）院内代表は６日の国政監査対策会議で今回の監査について、「国難克服、国民生活、未来転換、平和を４大重点に決めた」として、国政監査が政争の場となることを警戒した。

　一方、最大野党「国民の力」の朱豪英（チュ・ホヨン）院内代表は「政府の失態を国民に一つ残らず伝える」とし、文在寅（ムン・ジェイン）政権への攻勢を強める構えを見せた。

　今回の国政監査の最大の激戦地は北朝鮮軍が海上で韓国人男性を射殺した事件や秋美愛（チュ・ミエ）法務部長官の息子が兵役中に特別扱いを受けていたとの疑惑などを監査する国防委員会になる見通しだ。

　企画財政委員会では新型コロナウイルスの影響による財政健全性問題、保健福祉委員会ではコロナ防疫を巡って与野党が激しい攻防を繰り広げそうだ。

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