北朝鮮で次々と党創建75年記念行事 お祝いムード盛り上げ
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2020.10.07 10:16
【ソウル聯合ニュース】10日に朝鮮労働党創建75周年を控える北朝鮮で、平壌を中心にさまざまな行事が催されている。国際社会による制裁、新型コロナウイルス、水害の三重苦にあえぐ中でも、75年という区切りの記念日を盛大に祝うことで体制の堅固さをアピールしたい思惑が透ける。
朝鮮中央通信は7日、「党創建75周年を人民全体の慶事として盛大に慶祝する感激と歓喜が国中に満ちあふれる中、首都平壌では照明祝典『光の調和―2020』が6日に幕を開けた」と伝えた。平壌第1百貨店の外壁に大型映像を映し出している。党創建75周年を示す数字のほか、先の台風や大雨で被害を受けた住宅の復旧事業についても伝えている。
5日に平壌に到着した地方の代表もこれを観覧したという。北朝鮮では重要な行事に各地方から招いた幹部や模範住民が出席することがある。
平壌ではまた、職業総同盟、農業勤労者同盟の各芸術宣伝隊がそれぞれ公演を行った。
朝鮮切手博物館は「偉大なる嚮導、百戦百勝の75年」をテーマに約1000種の切手を展示した。党創建を記念した国家美術展覧会、中央産業美術展示会も開かれた。
この先も記念行事は続き、当日には閲兵式(軍事パレード)が実施される見通しだ。
mgk1202@yna.co.kr