朝鮮戦争の終戦宣言 「推進していく」=韓国外相
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2020.10.07 19:32
【ソウル聯合ニュース】韓国外交部の康京和(カン・ギョンファ)長官は7日、朝鮮戦争の終戦宣言について「終戦宣言は平和プロセスの一部分として地道に推進しなければならない」との考えを示した。国会外交統一委員会による国政監査で、北朝鮮軍が先月黄海で韓国の公務員男性を射殺したにもかかわらず、終戦宣言に関する米国との協議が適切かとの質問に答えた。
康氏は「射殺事件については外交部もあり得ないことだと考えている」と述べた。その上で「しかし、一つの事件で平和に向けた大きな流れを変えなければならないとは思わない」との見方を示した。
6月に起きた北朝鮮による南北共同連絡事務所爆破や射殺事件に対し北朝鮮が責任を負う部分があるとしながらも「これらの事件は、平和や南北間の意思疎通がなぜ必要かを刻み込ませた」と強調した。
hjc@yna.co.kr
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