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WTO事務局長選 韓国・兪明希氏ら2人が最終候補に

記事一覧 2020.10.08 19:40

【ジュネーブ、ソウル聯合ニュース】世界貿易機関(WTO)次期事務局長選で韓国の兪明希(ユ・ミョンヒ)産業通商資源部通商交渉本部長とナイジェリアのヌゴジ・オコンジョイウェアラ元財務相の2人が最終段階の第3ラウンドに進出した。WTOが8日、正式に発表した。

韓国の兪明希・産業通商資源部通商交渉本部長(資料写真)=(聯合ニュース)

韓国の兪明希・産業通商資源部通商交渉本部長(資料写真)=(聯合ニュース)

 選挙には8カ国が候補を出した。第1ラウンドで5人に絞られ、第2ラウンドで兪氏とオコンジョイウェアラ氏が最終候補に残った。

 女性候補2人が最終ラウンドに進み、WTO史上初めて女性の事務局長が誕生することになった。兪氏が当選した場合、韓国人としては初めてWTOの事務局長に就任する。

 兪氏は通商の専門家で、現職の通商担当長官であることをアピールしてきた。文在寅(ムン・ジェイン)大統領は外交首脳との電話会談などで兪氏への支持を要請するなど、韓国政府も積極的に支援している。

 だが、オコンジョイウェアラ氏は世界銀行で長年勤務して国際的な知名度が高く、激しい競争が繰り広げられそうだ。

 WTOは最終ラウンドの協議手続きを今月下旬から来月6日まで行い、同7日までに次期事務局長を選ぶ方針だ。事務局長は加盟国・地域の全会一致で選出される。

 産業通商資源部の関係者は、兪氏が選出されるよう政府レベルの支援と努力を続けると述べた。

hjc@yna.co.kr

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