韓国首相「文化・経済・防疫の先導国家に」　ハングルの日迎え

【ソウル聯合ニュース】韓国で「ハングルの日」となる９日、ソウルにある朝鮮王朝時代の王宮・景福宮で記念式典が開催された。丁世均（チョン・セギュン）首相は祝辞で、ハングルという名前には「最高の文字」「大きな文字」という意味があるとしながら、「ハングルの精神には韓国が目指すべき未来が込められている。それはすなわち先導国家になるという夢だ」と述べた。

　丁氏は「韓国は文化と経済、防疫に至るまで、世界を先導する国へと前進している」と強調し、男性グループのＢＴＳ（防弾少年団）や映画「パラサイト　半地下の家族」が収めた成果は、韓国がすでに文化の先導国であることを象徴的に示すものだと評価した。

　新型コロナウイルスの流行に関しても、「危機をチャンスに変える歴史こそが韓国の歴史だった」としながら、「必ず乗り越える」と語った。

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