歌手・俳優の所得 上位1%に集中=韓国
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2020.10.26 10:14
【世宗聯合ニュース】韓国の歌手全体の所得に占める上位1%の割合が50%を超え、偏りが激しいことが26日、分かった。
国税庁が国会企画財政委員会所属議員に提出した資料によると、2018年に所得を申告した歌手6372人の年間所得は合計4095億ウォン(約380億円)、1人当たりの平均所得は6428万ウォンだった。14年(4855人)に比べ所得の合計は2864億900万ウォンから31.3%増加した。
18年の歌手の所得上位1%に当たる63人は計2171億6000万ウォンを稼ぎ、歌手全体の所得の53.0%を占めた。1人当たりの平均は34億4698万ウォンで、残り99%の1人当たり平均(3050万ウォン)の113倍に上る。
14年は上位1%の歌手の所得が全体の48.1%を占めたが、18年はその割合が上昇し、所得が上位の歌手に集中する現象がさらに強まったことが明らかになった。
タレント、司会者、コメディアン、声優を含む俳優などの業種の従事者1万8072人の18年の所得は計6531億8000万ウォンで、1人当たりの平均は3614万ウォンだった。上位1%(180人)の所得は計3064億6000万ウォンで全体の46.9%を占め、1人当たりの平均は17億256万ウォンだった。
モデル8179人の同年の所得は計866億2900万ウォン、1人当たりの平均は1059万ウォン。上位1%(81人)の所得は計398億6300万ウォン、1人当たりの平均は4億9214万ウォンだった。
hjc@yna.co.kr
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