9月のネット通販取引額が過去最高 食品や出前伸びる=韓国
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2020.11.04 16:08
【世宗聯合ニュース】韓国統計庁が4日発表した「オンラインショッピング動向」によると、9月のインターネット通販の取引額は前年同月比30.7%増の14兆7208億ウォン(約1兆3600億円)となった。新型コロナウイルス感染症や秋夕(中秋節、今年は10月1日)の影響で、2001年の統計開始以来で最高を記録した。過去最高の更新は3カ月連続。
ネット通販取引額を商品群ごとにみると、食品・飲料(2兆1783億ウォン)が76.8%増加し、出前などの飲食サービス(1兆6240億ウォン)も91.1%増えた。生活用品(1兆3240億ウォン)は58.0%、家電・電子・通信機器(1兆5706億ウォン)は39.8%、それぞれ増加した。
統計庁によると、今年の秋夕は新型コロナの影響で帰省を控えるムードがあり、秋夕を前に関連ギフトがよく売れた。また、コロナにより食品・飲料や日用品などの通販が増えた。
半面、外出が減ったことで旅行・交通サービス(5445億ウォン)は58.6%、文化・レジャーサービス(384億ウォン)は74.9%、それぞれ取引額が減少した。
9月のネット通販取引額のうち、スマートフォン(スマホ)などモバイル機器を利用した取引額は過去最高の9兆5332億ウォンとなり、全体の64.8%を占めた。
一方、7~9月期のネット通販の取引額は42兆411億ウォンで過去最高となり、前年同期比の増加率も24.6%で過去最も高かった。
tnak51@yna.co.kr
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