コロナに直面する世界の姿をカメラに ソウルで24日から写真展
社会・文化
2020.11.19 08:50
【ソウル聯合ニュース】ソウルの大韓民国歴史博物館で24日、新型コロナウイルスの感染拡大に直面する世界の姿を収めた「国際報道写真展 新型コロナウイルスの現場を行く」が開幕する。来年3月1日まで。
国家基幹ニュース通信社の聯合ニュースと大韓民国歴史博物館が共催するこの写真展は、新型コロナによって人類が感じている痛みを分かち合い、希望を失わずに危機を乗り切ろうというメッセージを伝えるために企画された。
今回の写真展には世界の47のニュース通信社が参加。各社の記者が感染の危険を顧みずに取材した報道写真119点には、中国や日本をはじめ、マレーシア、オーストラリア、アゼルバイジャン、チェコ、モロッコ、ブラジルなど約70都市の人々の姿と風景が収められている。
これらの写真は、新型コロナの世界的流行(パンデミック)という大きな危機の中で命と尊厳を守ろうとする人類の奮闘と努力を映し出している。感染の苦痛と死、危険をものともしない看病と献身、国境を越えた支援と連帯の姿をとらえた。
大韓民国歴史博物館のチェ・ジャンホン館長代理は「展示された写真を見ると国、地域、人種、宗教が異なっても人類が皆同じ船に乗っていることを確認できる」と話した。
写真展は無料。開幕式は24日午後3時から開かれる。展示は博物館のホームページ(www.much.go.kr)でも鑑賞できる。
ynhrm@yna.co.kr
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