韓国の21年度予算案 52.6兆円規模に拡大=与野党が合意
政治
2020.12.01 13:37
【ソウル聯合ニュース】韓国与党「共に民主党」と最大野党「国民の力」は1日、政府が編成した2021年度(1~12月)の予算案を計558兆ウォン(約52兆6000億円)に拡大することで合意した。
与野党は21年度の予算案を政府が提出した案から7兆5000億ウォン増額し、5兆3000億ウォン削減することで合意した。純増分の2兆2000億ウォンは国債を追加発行して充てる。
また、国民に給付する3回目の緊急災難(災害)支援金に3兆ウォン、新型コロナウイルスのワクチン確保に9000億ウォンをそれぞれ割り当てることを決めた。
こうした合意は、共に民主党の金太年(キム・テニョン)院内代表と国民の力の朱豪英(チュ・ホヨン)院内代表、国会予算決算特別委員会幹事の朴洪根(パク・ホングン)国会議員(共に民主党)と秋慶鎬(チュ・ギョンホ)国会議員(国民の力)による1日午前の会合で決定した。
朴氏と秋氏は同日に国会で開いた会見で、2日午後に開かれる国会本会議で法案を採決する計画だと説明した。
ynhrm@yna.co.kr