文大統領の支持率 就任後最低の39%
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2020.12.04 11:50
【ソウル聯合ニュース】世論調査会社の韓国ギャラップが4日に発表した文在寅(ムン・ジェイン)大統領の支持率は前週より1ポイント下落の39%となり、同社の調査で2017年の大統領就任後の最低値を記録した。不支持率は3ポイント上昇の51%。
文大統領の支持率は、別の調査会社のリアルメーターが3日に発表した調査結果でも就任後最低の37.4%となった。
韓国ギャラップの調査で文大統領の支持率が39%を記録したのは、家族らの不正疑惑で波紋を呼んだ側近のチョ国(チョ・グク)氏が法務部長官を辞任した当時の昨年10月第3週、不動産政策を巡り世論が極度に悪化した今年8月第2週に続き3回目となる。
今回の調査で、不支持の理由としては「不動産政策」(22%)が最も多く、「法務部と検察の対立」「全般的に不十分」がそれぞれ9%だった。
政党支持率は進歩(革新)系与党「共に民主党」が前週比3ポイント下落の33%、保守系最大野党「国民の力」が2ポイント下落の20%だった。共に民主党の支持率は現政権発足後の最低値となった。支持政党のない無党派層は2ポイント上昇の33%だった。
調査は1~3日、全国の18歳以上の1000人を対象に実施された。
tnak51@yna.co.kr