次期韓国大統領選候補の支持率 与党代表が今年最低に
記事一覧
2020.12.04 13:39
【ソウル聯合ニュース】韓国の次期大統領(2022年選挙)にふさわしい人物を尋ねる最新の世論調査で、与党「共に民主党」代表の李洛淵(イ・ナギョン)前首相の支持率が今年最低となったことが分かった。世論調査会社の韓国ギャラップが4日発表した支持率は、共に民主党所属の李在明(イ・ジェミョン)京畿道知事が20%を獲得して1位で、李洛淵氏が16%、尹錫悦(ユン・ソギョル)検事総長が13%だった。
李洛淵氏は7月時点まで20%台半ばの支持率をキープして先頭をひた走っていたが、8月に入ると李在明氏が激しく追い上げ、両氏による首位争いとなった。
李洛淵氏の今回の支持率は前月に比べ3ポイント低下した。8月と10月の17%も下回り、今年実施された調査のうち最も低い数値となった。
共に民主党支持層でみても、李洛淵氏の支持率36%に対し李在明氏が31%と、その差は大きく縮まった。以前は李洛淵氏がおおむね10ポイント以上リードしていた。
一方、22年の大統領選について、現与党の候補の当選を望む意見は41%、現野党候補の当選による政権交代を期待する意見は44%だった。
調査は1~3日に全国の18歳以上の1000人を対象に実施された。
mgk1202@yna.co.kr