韓国のコロナ新規感染者 500人台に減少も拡大の勢い衰えず
社会・文化
2020.12.05 10:24
【ソウル聯合ニュース】韓国の中央防疫対策本部は5日、この日午前0時現在の国内の新型コロナウイルス感染者数は前日午前0時の時点から583人増え、累計3万6915人になったと発表した。市中感染が559人、海外からの入国者の感染が24人。1日当たりの新規感染者数は前日に629人となり約9カ月ぶりに600人台に達したが、やや減少した。ただ、全国の広域自治体(17市・道)全てで新規の感染報告があるなど、感染拡大の勢いは衰えていない。専門家や当局は今も1日当たりの感染者が1000人に達する可能性があると警告するなど安心できない状況が続く。
この日の市中感染者は前日より41人減の559人だった。
地域別にみると、ソウル市が231人、京畿道が150人、仁川市が19人で、首都圏の合計は400人。前日より63人少なかった。
首都圏以外の地域では、釜山市が29人、慶尚南道が27人、忠清北道が18人、全羅北道が17人、慶尚北道が16人、大田市と忠清南道がそれぞれ10人、江原道が9人、大邱市が7人、光州市が6人、世宗市と全羅南道がそれぞれ4人、蔚山市と済州道が1人ずつだった。
一方、海外からの入国者で新たに感染が確認されたのは24人で、前日に比べ5人減った。12人が空港や港湾での検疫で判明し、残りの12人は入国後の自主隔離中に陽性と分かった。
死者は前日から4人増えて計540人となった。韓国国内の平均致死率は1.46%。
4日の検査件数は2万3086件で、前日より2438件少なった。
中央防疫対策本部は毎日午前に同0時時点の新型コロナ感染者数を発表している。
sarangni@yna.co.kr