大みそかの夕暮れ・初日の出を空から 韓国LCCがフライトへ
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2020.12.07 20:04
【ソウル聯合ニュース】韓国格安航空会社(LCC)大手のチェジュ航空が7日、大みそかに日の入りを、元日に日の出を見るフライトを行うと発表した。
日の入りを鑑賞するフライトは31日午後に金浦、釜山からそれぞれ出発し、日の入りの予定時刻の午後5時30分ごろ、韓国の西海岸上空を通過する。
初日の出を鑑賞するフライトは来年1月1日の午前に金浦、釜山からそれぞれ出発し、日の出の予定時刻の午前7時30分ごろに浦項上空を通過する予定だ。
飛行時間は約2時間で、乗客が日の出、日の入りを鑑賞することができるよう、それぞれの地域を旋回する。
料金は空港施設使用料などを含め総額で、窓側が12万9000ウォン(約1万2400円)、通路側が9万9000ウォン。新型コロナウイルスの防疫対策として中央席は販売しない。
チェジュ航空関係者は「新型コロナで大変な1年を送った皆を応援する意味で準備した」とし、「国民が希望を抱いて新年を迎えることを願う」と話した。
一方、目的地に着陸せずに海外上空を巡る遊覧飛行「無着陸国際観光飛行」は早ければ今月から実施される。
国際観光飛行の利用者には一般の海外旅行者と同じ免税範囲が適用され、機内はもちろん、市内や空港内の免税店での免税品購入が可能だ。
チェジュ航空とアシアナ航空は今月12日に仁川空港を出発して九州上空を飛行するフライトを計画している。ジンエアーなど、その他の航空会社も今月中に国際観光飛行を進める予定だ。ただ新型コロナの感染状況により、日程は流動的だ。
yugiri@yna.co.kr