新型コロナワクチン 来年始めから導入も接種時期は「弾力的に」=韓国首相
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2020.12.08 15:34
【ソウル聯合ニュース】韓国の丁世均(チョン・セギュン)首相は8日、政府が4400万人分の新型コロナウイルス感染症の予防ワクチン購入を決めたことについて、自身のフェイスブックに「接種時期は弾力的に決めていく」と投稿した。
韓国政府は同日、ワクチンの確保計画を閣議決定した。保健福祉部によると、ワクチンを共同購入する国際的な枠組み「COVAX(コバックス)」を通じて1000万人分、海外製薬会社から3400万人分のワクチンを購入する。
丁首相は「確保したワクチンは来年1~3月期から段階的に導入する予定だが、ワクチンの開発が完了しておらず、安全性や効果などに対する憂慮が依然としてある」と指摘。「外国での接種動向と副作用の有無、需要などを見極め、具体的な接種計画を着実に策定し、(接種の)実施に支障が生じないようにする」と強調した。
また、「現在開発中の国産治療薬は早ければ年明けから商用化が可能」とし、「予防(ワクチン)、診断(キット)、治療(治療薬)を通じた堅固な防疫体制が構築されるが、決して安心してはならない」と指摘した。
kimchiboxs@yna.co.kr
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