文大統領の支持率下落 「一喜一憂せず」=韓国大統領府
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2020.12.08 16:23
【ソウル聯合ニュース】韓国青瓦台(大統領府)の康珉碩(カン・ミンソク)報道官は8日、記者団に対し、最新の世論調査で文在寅(ムン・ジェイン)大統領の支持率が就任後最低を記録したことについて、「一喜一憂する必要はない」と述べた。
世論調査会社、リアルメーターが7日に発表した文大統領の支持率は37.4%、韓国ギャラップが4日に発表した支持率は39%となり、いずれも就任後最低を更新した。
背景には秋美愛(チュ・ミエ)法務部長官と尹錫悦(ユン・ソギョル)検事総長の対立、不動産市場の不安定化などがあるとされる。康氏は支持率下落の原因に関しては「説明することはない」として、「心機一転しなければならない」と述べた。
また、新型コロナウイルスの感染が急拡大していることについて、「防疫の戦時状況」との認識を示し、「最後のヤマ場を乗り越え、防疫で有終の美を飾り、新しい挑戦に立ち向かえるよう心機一転して前に進みたい」と強調した。
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