韓国の映画観客数 今年は過去最低に=新型コロナで急減
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2020.12.09 15:36
【ソウル聯合ニュース】新型コロナウイルス流行の影響で、今年の韓国の映画観客数が過去最低となる見通しであることが9日、分かった。
映画振興委員会の集計によると、今年の観客数は現在までに5840万人となった。首都圏で防疫対策「社会的距離の確保」のレベルが年末まで第2.5段階が維持され、午後9時以降に映画館の営業ができないため、今月の観客数は150万人を超えるのが困難とみられる。
昨年の観客数は2億2600万人で過去最高を記録した。1~11月の観客数を比較しても今年(約5800万人)は昨年(2億420万人)の28%にとどまった。
今年1月に1680万人だった観客数は新型コロナウイルスの感染拡大が本格化した2月に730万人、4月は90万人にまで落ち込んだ。5月の連休を機に増加に転じ、大作が公開された8月は880万人に回復した。新型コロナ感染再拡大の影響で9月は290万人に落ちたが、感染状況が落ち着きを見せた10月は460万人、11月は350万人だった。
今年の観客数が6000万人に達したとしても同委員会が統計を取り始めた2004年の観客数(6920万人)にも満たない水準だ。
hjc@yna.co.kr
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