11月のICT輸出15.8%増 半導体や携帯電話が好調=韓国
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2020.12.15 12:35
【ソウル聯合ニュース】韓国の科学技術情報通信部は15日、11月の情報通信技術(ICT)分野の輸出額(速報値)は165億6000万ドル(約1兆7230億円)で前年同月比15.8%増加したと発表した。増加は6カ月連続。
主要品目をみると、半導体(16.1%増)、ディスプレー(27.7%増)、携帯電話(24.9%増)、コンピューター・周辺機器(4.7%増)の輸出額が前年同月を上回った。
半導体はメモリー(7.3%増)、システムLSI(大規模集積回路、39.2%増)とも輸出を伸ばした。ディスプレーは有機ELパネルと部品の輸出が好調だった。
携帯電話は完成品、部品の輸出がそろって20%台の増加となり、4カ月ぶりにプラスに転じた。コンピューター・周辺機器はソリッドステートドライブ(SSD)など記憶装置を中心に14カ月連続で輸出が増加した。
国・地域別の輸出額は、中国向け(8.1%増)、ベトナム向け(35.2%増)、欧州連合(EU)向け(24.9%増)、米国向け(19.4%増)などが伸びた一方、日本向けは13.8%減少した。
11月のICT輸入額は前年同月比14.2%増の103億8000万ドルで、輸出額から輸入額を差し引いた貿易収支は61億8000万ドルの黒字だった。
mgk1202@yna.co.kr