失業率3.4%に悪化 11月では04年以来の高水準=韓国
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2020.12.16 09:01
【ソウル聯合ニュース】韓国の統計庁が16日に発表した雇用動向によると、11月の失業率は3.4%で前年同月に比べ0.3ポイント悪化した。11月としては2004年(3.5%)以来の高さとなった。
11月の失業者数は96万7000人で、前年同月比10万1000人増加した。
一方、11月の就業者数は2724万1000人で、前年同月比27万3000人減少した。3月から9カ月連続の減少で、アジア通貨危機の影響があった1998年1月~99年4月に16カ月連続減少して以降で最長となる。
ただ、新型コロナウイルスの防疫対策「社会的距離の確保」のレベルが引き下げられたことから、就業者数の減少幅は縮小した。
年齢別では60才以上(37万2000人増加)を除き、全ての年齢層で減少した。15歳以上の就業率は60.7%で、前年同月比1.0ポイント低下。13年11月(60.7%)以来の低水準となった。
ikasumi@yna.co.kr
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