文大統領の不支持率が過去最高に　支持率も３０％台で低迷

【ソウル聯合ニュース】韓国の世論調査会社、リアルメーターが１７日に発表した文在寅（ムン・ジェイン）大統領の支持率は前週より１．５ポイント上昇の３８．２％となり、３週連続で３０％台にとどまった。不支持率は０．９ポイント上昇の５９．１％で就任後最高を更新した。

　新型コロナウイルス感染者の急増、政府高官らの不正を捜査する独立機関「高位公職者犯罪捜査処（公捜処）」の設置および運営に関する法律の改正案などの強行採決、保守系最大野党「国民の力」トップの金鍾仁（キム・ジョンイン）非常対策委員長が朴槿恵（パク・クネ）前大統領と李明博（イ・ミョンバク）元大統領が収監されていることについて国民に謝罪したことなどが影響を与えたとみられる。

　政党支持率は、与党「共に民主党」が前週より０．９ポイント下落の２９．９％、「国民の力」が０．４ポイント下落の３１．２％。このほか、「国民の党」が７．８％、「開かれた民主党」が７．０％、「正義党」が３．４％だった。

　調査はメディア財団ＴＢＳの依頼を受け、１４～１６日に全国の１８歳以上の１５０７人を対象に実施された。

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