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防疫対策 最高レベルの引き上げに慎重「副作用も」=韓国

記事一覧 2020.12.17 20:08

【ソウル聯合ニュース】韓国政府は防疫対策「社会的距離の確保」のレベルを5段階のうち最も高い第3段階に引き上げる時期と関連し、引き上げの条件となる防疫体制の統制不能や医療システムの限界といった状況には至っていないと判断した。

ソウル市内に設置された臨時診療所で検査を受ける市民=17日、ソウル(聯合ニュース)

 直ちに第3段階に引き上げる状況ではないとの見方を示したものと見られる。

 韓国政府は首都圏の週末の移動量が先週は減少したことに加え、ウイルス検査の拡充を通じて「隠れた感染者」を積極的に捜し出しているため、来週から新規感染者が減少すると期待している。

◇防疫統制網・医療システムの受容能力にはある程度の余力

 韓国政府の中央事故収拾本部の孫映レ(ソン・ヨンレ)戦略企画班長は17日の会見で、第3段階への引き上げと関連し、「現時点では(国内の状況は)ある程度余力があり、耐えられる状況と判断する」と述べた。孫氏は「8月に約7000人の感染者が発生し、準備した医療施設が限界に達し、ぎりぎりで持ちこたえたことがあった」とし、「今は今月までに1万6000人余りで当時と比較すると倍以上の感染者が発生したが、これまで医療システムを拡充してきたことで、感染者の診療に大きい支障が発生する状況ではまだない」と強調。8~9月の首都圏を中心とした「第2波」の時と今回の「第3波」では状況が異なるとする政府の立場を説明した。

◇第3段階は効果があるものの、副作用も強い 状況見極めて決定

 中央防疫対策本部もこの日の定例会見で、「段階を上げることになれば効果は出るだろうが、副作用も強い」とし、第3段階への引き上げにより一部で被害が生じる可能性に懸念を示し、状況を見極めて決めるとの立場を明らかにした。

 一方、韓国政府は社会的距離の確保の段階を引き上げた効果が徐々に出ていると判断している。中央事故収拾本部が11月中旬以後の携帯電話の移動量を分析した結果、先週末(12月12~13日)の全国移動量は首都圏2448万8000件、非首都圏は2673万7000件で、合計5122万5000件だった。その直前の週末(12月5~6日)より12%少ない。首都圏で第1.5段階に引き上げられた直前の週末(11月14~15日)の3589万件と比べ31.8%減少した。

◇検査範囲の拡大で感染者68人を発見

 韓国政府は移動量が減少したことに加え、首都圏の各地に臨時診療所が設置されたことで、検査範囲が広がったことにも効果を期待している。首都圏の「隠れた感染者」を見つけるため、流動人口が多いソウル駅や江南駅など首都圏150カ所に臨時の診療所を設置し、匿名でのウイルス検査を含め、検査件数を増やしている。

 14日から始まった匿名検査では現在までに計68人の感染が確認された。

yugiri@yna.co.kr

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