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韓国の新規コロナ感染者985人 1千人前後で高止まり

記事一覧 2020.12.24 10:48

【ソウル聯合ニュース】韓国の中央防疫対策本部は24日、この日午前0時現在の国内の新型コロナウイルス感染者数は前日午前0時の時点から985人増え、累計5万3533人になったと発表した。市中感染が955人、海外からの入国者の感染が30人だった。1日当たりの新規感染者数は前日(1090人)から105人減り、22日(867人)以来2日ぶりに1000人を下回った。

ソウル駅前に臨時設置されている専用診療所で新型コロナウイルス検査を受けようと順番を待つ人たち(資料写真)=(聯合ニュース)

ソウル駅前に臨時設置されている専用診療所で新型コロナウイルス検査を受けようと順番を待つ人たち(資料写真)=(聯合ニュース)

 新規感染者は先月8日から47日連続で100人以上発生。先月中旬から流行の「第3波」が本格化し、連日1000人前後で推移している。

 医療機関や療養施設などで新たなクラスター(感染者集団)発生が相次いでいる。防疫当局は来週も1日当たり1000~1200人の感染者が発生するとの見通しを示している。

 政府は年末年始の防疫対策を強化。来月3日まで、全国の飲食店で5人以上の集まりを禁止し、スキー場などウインタースポーツ施設を休業とした。初日の出スポットなどの観光名所も閉鎖する。

 この日新たに確認された市中感染者は955人で、前日に比べると103人減った。地域別にみると、ソウル市が314人、京畿道が277人、仁川市が53人で、首都圏が644人を占めた。

 首都圏以外では慶尚北道が50人、忠清北道が46人、釜山市が43人、忠清南道が29人、大邱市と済州道がそれぞれ26人、江原道と慶尚南道がそれぞれ21人、光州市が14人、全羅北道が12人、大田市が11人、蔚山市が9人、全羅南道が2人、世宗市が1人で、計311人。前日に続き300人を上回った。

 首都圏では、ソウル市蘆原区の病院で新たなクラスターが起きて24人が感染し、京畿道坡州市の病院でも21人の感染が確認された。ソウル市衿川区の教会を中心にした信者とその家族の感染は21人に増えた。蔚山市の公演関係でも陽性者が24人となった。

 一方、海外からの入国者で新たに感染が確認されたのは30人で、このうち11人は空港や港湾での検疫で判明し、19人は入国後の自主隔離中に陽性と分かった。

 死者は前日から17人増えて計756人となった。韓国国内の平均致死率は1.41%。

 重篤・重症患者は291人で、前日から7人増えた。

 23日の検査件数は5万5640件で、前日より1499件多かった。陽性率は1.77%。

 中央防疫対策本部は毎日午前に同0時時点の新型コロナ感染者数を発表している。

空港の到着ロビーで待機する防疫関係者(資料写真)=(聯合ニュース)

空港の到着ロビーで待機する防疫関係者(資料写真)=(聯合ニュース)

mgk1202@yna.co.kr

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