韓国軍が独島防衛訓練 今月初めに非公開で実施=今年2回目
政治
2020.12.25 08:00
【ソウル聯合ニュース】韓国軍が今年2回目となる独島防衛のための「東海領土守護訓練」を非公開で実施していたことが25日、分かった。複数の政府消息筋が明らかにした。
政府消息筋によると、同訓練は4日に独島周辺の海上で実施され、海軍と海洋警察の艦艇や航空機が投入された。上陸部隊の海兵隊は参加しなかったという。
6月2日に実施された前回の訓練よりも参加した戦力は少なかったもようだ。訓練は民間船舶の領海侵犯や軍事的脅威が迫った状況を想定して実施された。
前回訓練には艦艇7~8隻と空軍の主力戦闘機F15Kを含む航空機4~5機が参加したとされる。
韓国政府と軍当局は今回の訓練の日程について公表しなかった。政府消息筋は「通常、訓練の日程は事前に公開していない。今回の訓練も定例的なもの」と話した。
軍は1986年から毎年上半期と下半期に独島防衛訓練を実施している。昨年、訓練の名称を東海領土守護訓練に変更した。
これまでは駆逐艦(3200トン級)などの海軍と海洋警察の艦艇、P3C海上哨戒機、F15Kなどが投入されたが、今回は空軍戦力は参加しなかったとされる。
日本は韓国が同訓練を実施するたびに反発している。
yugiri@yna.co.kr
キーワード